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タクシーの燃料について

query_builder 2023/01/01
コラム
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都心部に関して言えば、タクシーの9割以上がLPガスを燃料としています。
今回は、なぜタクシー車両がガソリンでも軽油でもなく、LPガスを使っているのかについてまとめていきたいと思います。

▼LPガスを使用している理由について
タクシー車両のほとんどがLPガスを採用している理由は、LPガスが他の燃料に比べて「低燃費」で、「人と環境に優しい」という特徴を持つからです。

■低燃費
自動車用LPガスの店頭価格をみると、地域によってはリッターあたり60円台のところもあり、ガソリンの価格と比較しても6~7割安いことが分かります。

■人と環境に優しい
ガソリン車やディーゼル車の排気ガスには、人や環境に悪影響を及ぼす「浮遊粒子状物質」や「炭化水素」、「窒素酸化物」が含まれています。

【浮遊粒子状物質】
浮遊粒子状物質は、呼吸器に悪影響を及ぼすだけではなく、発ガン性もあるといわれています。

【炭化水素】
炭化水素が窒素酸化物に反応することで、公害の一つである光化学スモッグの原因となります。

【窒素酸化物】
窒素酸化物は大気汚染の原因となります。

LPガス車であれば浮遊粒子状物質は検出限度以下となっており、炭化水素の排出量も微量です。
窒素酸化物の排出量に関しても、ディーゼル車に比べると5分の1となっています。
このことからも、LPガス車は人と環境に優しい自動車といえるでしょう。

▼まとめ
都心部から離れた地域のタクシー会社では、ガソリン車を使用しているところが多く見られます。
ガソリンの排気ガスは環境問題に大きな影響を及ぼすので、今後は、地方の個人タクシーでもLPガス車の普及率が高まるといいですね。
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